サンタクロースはいるの?

私のクリスマスの思い出と言えば・・・
小学2年生のクリスマスの出来事です。

「いい子にしている子供には、イブの夜にサンタクロースがプレゼントを持ってくるよ。」
家族は口をそろえていいます。
確かに毎年プレゼントはやってくる。でも、サンタさんを見たことないし、本当にいるの??
と、子供なら誰もが思っていることでしょう。
例外なく、私もそう思っていました。

さて、12月25日。クリスマスの朝になりました。
朝目が覚めると、枕もとにクリスマスプレゼントが置いてあります!
(わぁ、サンタさんが来たんだ〜)と心の中で喜ぶ私。

その横では、プレゼントを見た妹が「ほしいものじゃ、なかった〜」と大声をあげて泣き出す始末。
朝から、そんな大声で泣きわめかれて、両親、祖母はさぞアタフタした事でしょう。
でも、わんわん泣いている妹は、全く泣きやむ様子なし・・・ 。
クリスマスの朝から気まずい雰囲気です・・・ 。

なだめても、全然泣きやみません。
子供の頃の妹の泣き声は、近所でも有名な子供らしからぬボリューム。
小学生まで祖父母と同居していたので、
厳格な祖父の雷が落ちないかと姉の私も、ヒヤヒヤしながら見てました。

そして、案の城・・・ 祖父の堪忍袋の緒が切れた。

「ええぃ。いつまでも、泣くんじゃない!!!!!」

(ええぃ。は祖父の口癖。)
いつもはやさしい祖父ですが、怒る時はビシッ!と怒られる。
その言葉に、妹の泣き声は更にヒートアップします。
もう、本当に手がつけられない・・・。

家族も気が済むまで泣かせるしかないと、諦め気味でした。
でも、時に気が短い祖父が、母に思わず言ってしまったのです。

「なぜちゃんと、欲しい物を買ってやらなかったんだ・・・。」

この一言で、私のサンタクロースはいるの?
という「なぞ」は解けました。
その時は、ちょっと切ない気分になったけれど、今は笑えるクリスマスと祖父の思い出。

 
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